子育て

高校生の長男・長女がいます。

それぞれ、自分の将来を見据えて、勉強を頑張り、部活に汗を流し、友達と楽しみ、有意義に過ごしています。

夫もJW二世なので、私たち夫婦は、そんな子ども達の当たり前の青春を、本当に嬉しく、微笑ましく見ています。これが、中学高校時代の健全な時間の過ごし方だ、と。

そしてよく言います。「2021年だもんね〜。[今世紀のうちに]とか、[この世代が過ぎ去る前に]とか、どうしちゃったんだろうね〜」と。もう失笑です。

 

とても言える雰囲気でもなく、同じように頑張っている同年代がいたので、受け入れて、部活も入らず、土日の奉仕、夏休みの補助開拓、友達と遊びに行くこともせずひたすら集会・奉仕・大会...  

進路も、「終わりが来る」というJWが看板に掲げている教えで、高校も普通科ではなく商業科、もっと言えば通信制。大学は、行きたいと思っていることが分かると、長老に助言されてました。「まもなく終わるこの体制に、時間をつぎ込むのは賢明ではない」と。

今なら言ってやりたい、「あれから30年経ちました。2021年ですが。我が子が今年大学生です」と。

 

私自身は、父親が信者ではないというまだ恵まれた家庭でしたので、大学進学しましたが、私なんかよりももっと優秀な方々が、旧帝大レベルに進学出来たであろう学力を持ちながら、進学せず、還暦が近い今も、不安定な暮らしをしているのを伝え聞くと、やるせない思いを通り越して、組織への怒りが湧いてきます。

 

模試の結果に一喜一憂して一層勉強に精を出したり、週末の部活の大会から帰宅し都大会への出場決定を喜んでいたり、友達とスイパラで楽しんで来たり...   

我が子の青春が本当に羨ましい。

これこそ、若者の健全な時間の使い方ですね。